わたしのお気に入り |
姥百合(うばゆり)という花がある。 |
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夏の |
両親が暮らす地区の花火大会に行くため、姉親子も帰ってくるというので、わたしも久々に行くことにした。 見事な花火を存分に堪能したあと帰ろうとしていると、姪がどうしても芋をボール状にして揚げたんだかなんだかとかいうものを買わなければ気が済まないと言い出したので、その屋台の前で小人の1人を抱えて待っている時のことだった。ふと、少し遠慮がちに名前を呼ばれて振り向くと、中学の同級生が子供さんを抱いて立っていた。 会えるものなのだなあ・・・不思議で、とても嬉しくて、彼女がわたしに気付いてくれたのがまた嬉しくて、大変満ち満ちとした心持ちで家路へ着いた。彼女に感じていたものはなんだったのか。落ち着き・・安心感・・彼女の考えていることを知りたかったのか・・未だにわからないけれども、花火観に行ってよかったなあと、また会いたいなあとやっぱり思った。 なんだろう・・書いていたら(中間部とか特に)えらく深刻な重たい感じになってきたような気がするが(20年近くもずっと思よったんかいという気持ち悪さも手伝ってか)、全然そんなんではなくて、とってもハッピーでライトネスな、同級生に会えて嬉しかったよ!ちょっと特別版!ぐらいの楽しい花火大会の思い出ですよ的なお話なのでありました。
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夏の 終わりの小旅行 |
突然(2日前の夜)お誘いがかかり、広島へ行くことになった。 本拠地が市民球場からスタジアムに替わり、そのスタジアムが寝転んだりバーベキューをしながら観戦できると話題になって、へ〜と思ってはいたのだけれど、そこへ実際行って野球が観られるとはなんとも楽しみではないか。折しも少し前に深夜のテレビ番組で、MAZDA スタジアムの見所を紹介しているのをたまたま観たとこだったのだ。しかもお隣りの県なのに、実は広島に行くこと自体初めてで(通りはしたが)、カープ観戦がわたしの広島デビューとなったのである。 バスの中でカープの歴史を学びながらファンの聖地へ。 今回、広島での大規模な土砂災害をうけて、ラッパなどの鳴り物を自粛した試合だったが、2位阪神との対戦でもあったせいかチケットはほぼ完売だそうで、スタジアムはカープファンで真っ赤に染められていた。前の試合で完封したマエケンさんが、ファンから「カープが勝つことが支えになる」というようなコメントを貰い、被災した方々のためにも絶対に勝ちたいという気持ちで投げたという内容の記事を新聞で読んだが、なんでもかんでも不謹慎とか自粛すべきとかで試合を中止したり、静かにしとけばええというわけでもない面もあるよねと考えた。 果たして、声援届かずこの日のカープは逆転負けを喫し、偽装ファンにも拘らず試合内容にはがっくりきたが、相当久々の野球生観戦は非常に楽しく、満足でありました。もっと声を出して選手を応援したかったのだが、ちょっと前聴いたラジオで、フェスでの迷惑な行為として大きな声で歌うというのが挙がっており、RADWIMPSのライブで大騒ぎをしていたわたしはがーんとなって姉にそれを話したところ、姉もRADWIMPSのファンの人たちのネット上の集まりのようなところで、大声で歌う人に対して「あなたの歌を聴きにきたわけではない」とのコメントを見つけがーんとなっていたようで、2人とも打ちのめされていたのだが、野球観戦に於いても、そういった暗黙のタブー行為があるのかしらんとすっかり怯えてしまい、最後散々に打ち込まれた横山にしか声を掛けることができなかった(わたしが呼んだところでどうにかなる事態ではなかったけれども)。あんなものすごい人の中で自由に大きな声が出せないのなら、もう1人でカラオケに行くほか手はなさそうだと思った以外は大変楽しい体験で、誘っていただいて本当によかった。今度もしまたスタジアムに行けたら、もっとゆっくり中を見て、どんな食べ物屋さんがあるかも全部見て、トムとジェリーの赤いTシャツを手に入れたいと思います。 | ||
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夏の終わりの悪あがき |
あせもにまでなりながら沢山汗をかいたせいか、多少なりとも食べるものに気を付けたせいか、去年の夏に穿いてから、入らなくなっていた半ズボンが、やっと穿けるようになった。 が、しかし。夏が・・終わる・・・ 来年は、もう2ヶ月程早くから危機感を持って過ごすことを決意した。 |
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