春の使者 |
母は大変料理まめである。 夏、茄子が採れると、辛子漬け作って〜とお願いするようには決して口に出さないが、春、静かに待っているものがある。 今年も母のお蔭で、我が胃に釘煮をお迎えすることができました。
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come on a my house てまりちゃん |
手まり作りの魅力に取り憑かれてしまった昨年2月。 |
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映画ってよいものですね。 | 正月程ではないが、時々映画を観る。 初めてドイツにサッカーを持ち込んだ教師と、そのクラスの子供たちの話『コッホ先生と僕らの革命』、マット・デイモン主演、妻を亡くし子供2人と暮らす男が、動物園付きの家を買い、動物園を再開しようと奮闘する『幸せへのキセキ』、母校の弱小バスケ部のコーチに就任したカーターが、独自のやり方でチームを全国レベルにしていく『コーチ・カーター』。この3本はどれも実話が元になっていて、ああ実際にこんなことが起こって、こういう経験をした人達がいたのだなあと、それぞれの登場人物の1人1人のその時の気持ちを考え考え観た。どの話も、歴史的背景や身分階級による差別、親と子の心のすれ違いや犯罪の道へ進んでしまう社会環境など、ネックになっている事があって、その事柄が一体どうなっていくのだろうかと更に引き込まれていった。とくに『コッホ先生』が好きだった。ドイツのお国柄(特に昔の)がよく出ている感じがしたし、子供たちがかわいかった。『今を生きる』然り、先生と生徒(児童)の話が好きなのかもしれない。 昔は、映画の日に朝から映画館をはしごしながら、1日3〜4本、5本観たこともあった気がするが、映画を貯め観したものだった。ある映画(『エリザベス』だったか)を観に行った時、満席だったので通路に立って観ていたのだが、エンドロールが流れる前あたりから気持ちが悪くなってきて、吐き気がし、立っておられなくなったので、映画が終わるや否や会場を飛び出し、一目散にトイレへ駆け込んだのだが、なんのことはない極限まで腹が減っていただけだったようで、持参のおむすびを食べたら、すわっと治ってしまったというのもよい思い出です。 それにしても、4本観て全て当たりのこの充実感。 | ||
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