慢心 |
そうでなくとも教習所での適性テストで、運転には向いていないと診断された人間にこれが加われば、さもありなんというものである。 一瞬の出来事でありました。 そのまま運転して両親宅へ。 車は無事次の日も130キロ程を往復したし、父が冬用タイヤに替えてもらうため車屋さんに持って行ったら、少し腹に傷があるが大したことはないとのことで安堵した。 左っかわの車体の傷は、次の日の朝父に見つかったが、何のお咎めもなくあっさりと済んでしまったのであった。 |
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改めて 出会う |
随分前からTHE BLUE HEARTSをちゃんと聴きたいと思いつつ過ごしていたのが、最近やっとその機会を得てみるとやはり良くて、先月は毎日のように聴いていた。 何年か分のシングルとカップリングを収めたアルバムには、発売当時の売り上げ順位も載っていて、耳馴染みがあり当然10位以内には入っていたのだろうと思っていた曲が40位台だったなどという事実を知って、一体日本国民(わたくし含む)は何を聴いていたのだよと驚かされる。 そうしていたら、活動当時から好きで解散の時にもベスト盤を買い、今でもたまに聴きたくなるthee michelle gun elephantのFUJI ROCK FESでのライブ映像を観る機会を得た。 やはり、なんでもライブだと思う。 かくしてTHE BLUE HEARTSに続き、thee michelle gun elephantが流れる今日この頃だが、しばらく前から好きなRADWIMPSと共に、運転中に聴くのを控えめにしているものの1つである(頭を振らずにいられないので)。
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有終の美 |
師でもないのに、やたら走り回った月であった。 その最後の日、近所に住む親戚に、丹精して作った干柿を母に届けてほしいと言いつかり、毎年父がお飾りを作ってくれるので、それをいただきにあがるという用もあったため、午後から両親宅へ向かう。 飲み屋帰りに折をぶら下げたように干柿を持って車を降りると、それだけのためにわざわざ来んでもえかったのにと、干した黒豆を踏んでいた母が言い、更に一緒にそばを食べて行けと言う。ほんでもお飾り付けたりせんとと言うと、4時ぐらいに食べるんじゃがなと言いだす。わたしが来るなら共に食さんと、すき焼き用の肉を冷凍せずにいたのだという。ちなみにわたしの好物ではない。 4時過ぎ、外で溝掃除をしていた父に声を掛け、年越しすき焼き&そばを3人で囲む。父も食べながらしみじみ言ったが、家ですき焼きをするのは何十年振りだろうかというくらい。白菜などと肉を甘辛く味付けたすき焼き風煮はしばしば母が作ってくれたが(おいしいのである)正式なすき焼きは本当に久々。野菜がおいしい。お肉もいい味である。腹減ってないと言いながら食べてしまえる自分が恐ろしい。 暗くならないうちにと、お飾りをもらって帰途についたが、あったかいおいしいものを父母といただき、自分の家を出がけには、そばの川で随分長いことお目にかかっていなかったカワセミを目撃していて、なんともよい大晦日となったのであった。 | ||
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