怒濤の
初体験
5連発

なんだかR指定が付いた映像タイトルのようですが・・・

仲良しの方にもう何年も前からお勧めされ続け行きたいと思っていた美術館、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館へついに!そして丸亀初上陸。ご一緒するお友達曰く、倉敷の茶屋町から電車で行った方がいいかもとのことで、憧れのマリンライナー初乗車に大興奮。あっという間に丸亀到着。改札を出てから、先お昼する?美術館先行く?え美術館どこ?美術館こっち。え、こっち?えーーーー!!
駅出た右手にいきなりどーーーーん。what a ファンタスティック立地!そしてそのど迫力。異空間が溶け込んでいるという矛盾が成り立っていることにただただ驚愕。抜けるような青空とのマッチングにも惚れ惚れ。
まずはすぐ近く・・だったのに遠回りして辿り着いた・・うどん屋さんで讃岐うどんを堪能。隣りの女性が釜天うどん(釜揚げうどん+大盛り天ぷら)の天ぷらをほぼ全て残していることに震え、お連れの男性食べたげなよ!と憤りながら、同じものを頼んで完食。香川のうどんてほんまにおいしい。
腹を満たしていざ美術館へ。猪熊弦一郎が集めたものを、スタイリストさんが配置し写真家さんがそのいくつかを撮影しているという展示『物 物』。古いもの新しいもの自分で手を加えたもの、集めるのが上手い人ってええなあ集めるとため込むは違うよなーと思いながら見て回りました。
とても大きな美術館。コンクリートの壁なのに冷たさがなく開放感があって、常設展示の絵などは、階段を上ったところや向こう正面や色んなとこから見え、その場所場所で見え方が変わってとても新鮮。最上階にある広いカフェで、素晴らしい形のソファにふんぞり返ったり寝そべったりしながらひと休みして(ロイヤルミルクティーおいしかったー。そして釜天カップルにも再会)絶対また来よー!今度はカメラ持って来よー!と言いながらおいとましました。

再び海を渡るべくマリンライナーに乗ったら特急で、乗り換えの坂出には停まらんかも!と2人で慌て、次の駅で降りて次の特急乗ってえんかなあ、快速待つ?と話していたら、傍らに立っていたおじさんが「坂出停まりますよ」とふぁっと声をかけてくださった。普段利用されているのか、どこどこに停まると詳しく教えてくださり、我々の不安を払拭。電車が着き、乗る際に「ありがとうございました」と言うと「いいえ、どうぞお気を付けて」とお辞儀をなさる。あららっ!もしや運転手さんだったのかしら!お蔭で無事に乗り換えもでき、あっという間に茶屋町へ。坂出で降りられたおじさまありがとうございました。

折角倉敷に居るのだからと向かったのは、ここもお初にお目にかかる林源十郎商店。星江美さん作・こけしストラップを入手するため、行かねばならぬ場所だったのです。しかしこけしちゃんは入荷待ち。おおお・・・と頭を抱えたくなるのを抑え、店内を回る。ああなんと誘惑の多いとこ!素敵のものが沢山で、時間がすぐに過ぎてしまう場所です。

ツアーは続き、これも以前から気になっていた、451BOOKSさんがされている大人のための絵本講座に参加すべく一路総社へ。1冊の絵本を取り上げそれを深読みしていくという講座。間に合うのかと焦りながら本日2度目のうどんをかっこんで(改めて讃岐うどんの量の多さを実感)会場へ。今回は総社の珈琲と人さんでの開催。取り上げるのは『かいじゅうたちのいるところ』。売れとる本は読まないというへそまがり故(昔新聞に連載されてたまたま読んだ町田康氏の小説がやたらおもしろくて、結構損しているかもしれないとは思っている)この本は読んだことがなく、最近映画化までされてますます手に取らなかったため、会場で初めて読んだものの、これをどう深読むのだろうと思っていたら、読者が引き込まれるような画面構成から、登場するかいじゅうが象徴するであろうもの、絵から読み取れる裏ストーリーなど、作者のモーリス・センダックの生い立ちとともに読み解かれる様々なことが大変興味深く、え じゃあこの月ここの時点で満月じゃけどどういうことだろうとか、どんどん深読みしてしまう。珈琲と人さんが本に合わせて作られたクッキーをいただきながら知的な時間を過ごし、紹介された他のセンダックの本を物色して帰途へつきました。

大変盛り沢山な日帰り旅行。いいなあ、脳と心を満たす旅。賢くなった気がするなあ。
身体的には疲労もあり、当然財布から脱走するものたちもいるけれど、色んなものをチャージできた充実の小旅行でした。
ああ行きたいとこがまだいっぱいある・・・

 

 
 
     
芸術の秋

津山のお友達を訪ねたら、奈義町現代美術館でやっている中島麦展がものすごえかったで!ものすご色がきれいなん!と興奮気味に言いなさるので、ちょっくら行ってみることに。
折しも、何人かの作家さんの作品たちが、奈義や大原などいくつかの会場を回る『旅するアート展』も開催中で、どこの会場で見るかなーと思っていたのだけれど、期間が次の日までの奈義にぎりぎりすべり込み。相変わらず(Living in Arts Projectで展示会場が一緒だった)高本さんや小川さんの作品には声をあげてしまうし、 布さんの手まりは美しくてころころしたくなってしまう。
初めて拝見した中島麦さんの作品も、色がきれいとはどういうふうになのか見当がつかなかったが、あ そういうことね!こりゃ喜ぶわ!と大納得。語彙も乏しく、どう説明していいかわからないし、これで服作りたい!この布欲しい!(布ではない)このワンピース欲しい!(ワンピースではない)という鑑賞スタイルでは中島さんの思いなどはおそらくまるで汲み取っていないと思われるが、大いに楽しみ、心に残ったことは間違いない。
そんな水準の低い態度を棚に上げ、お届けものをしに友人を訪ね、時間ある?ほんな美術館行く?なんてシャレてるじゃないのどうも と大人な感じの休日にひとりで悦に入るのであった。

     
交通安全
週間

運転中、うしろから救急車がピーポーピーポーとすごい速さで近付いてきた。これは大変!と速度を落とし、ウィンカーを出して左へ寄った。丁度対向車もなく、救急車はわたしを追い抜き先を急いだが、前を走っていた車が、よけて道を譲ることもなく同じスピードで走り続けるのに目を疑った。明らかにピーポーは速度を落としている。それでもなんとかその車を追い越したものの、またその前の車でも同じ状況になっているのには呆気にとられてしまった。
ピーポーを鳴らしてないならいざ知らず、ピーポーが来たら安全を確認しながら速やかに道を譲らなければならないと教習所で習っただろうに。それともなにか、わたしが習う前にはそんなルールはなかったのか?
相手は急を要するからとばしとるわけで、明らかに法定速度以上で走ってくるのだから、そうでなくとも気を付けて対応しなければいけないのに、我関せずとばかりに走っているとは一体どういう了見なのだろうか。
検定中だったら試験落ちるぞ!まあ、バックで車を停めると壁や電柱に激突する人間には言われとうないかもしれんがな!

 

 

 

 
 

 

 

 

 


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