ムツゴロウさんになれなかったよ | 行きたいとこに行かなくちゃ、会いたい人に会わなくちゃが同時に叶った神無月初日。 チーズを作りパンを作り、羊と山羊を飼っている蒜山のカフェレストランがとてもよかったよと、お会いしたかった方が教えてくださったので、一緒にお昼を食べに初めてそのイル・リコッターロというお店へ。 折角蒜山に来たのだからどこか寄ろうかと、郷原漆器の館へ。郷原漆器は蒜山の伝統工芸。古い漆器やとてもいい形の匙、きれいな白漆の器など色々見せていただいていると、団体さんが来館。実はここへ来たのは初めてで、大変失礼ながら館があることも知らなかったので、みんなこういう施設があることをよく知っているなあと感心してしまった。 そのあと、館で地元の方に勧められた、Living in Arts Projectにも参加されていた平田敦司さんの作品展開催中のひるぜんワイナリーへ。座ったら動けなくなる程心地よいソファーで作品を堪能したあと、ソフトクリームを食べにジャージーランドへ。さすが蒜山、日が傾き風が出ると寒い。寒いと言いながらソフトを食べ秋桜を愛でる。 ご一緒した方とも沢山お話しできて、今日は1日楽しかったなあと帰りながら思い返していると、郷原漆器見て、ひるぜんワイナリー行って、ジャージーランドでソフト食べて、ひるぜん大根(50円)買って帰るってこれ、完全に蒜山ツアーの観光客じゃがん!と、1日といっても実際6時間程でこの思わぬ充実ぶり(同じ日に山羊も馬も触るやこ初めてよ)にちょっとびっくりしてしまった。
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足立さんに会いに。 |
島根の足立美術館に行きたいと母に言う度に、「あんた行ってないん」「行ってないわや」を繰り返していたところ、母加入のご婦人会の旅行で足立美術館に行くが行くかと言う。同行してもよいのかと問うと、ツアーなんじゃけん金を払やあ構やあせんがなとのたまうので、厚かましくも参加することに。 そのあとは、牡丹で有名な大根島や境港のおさかなセンター、お菓子の壽城とザ・お土産購入コースであったが、おさかなセンターで大きな活きズワイガニの動く様や巨大な口をばがーと開けた鮟鱇の姿を見られて楽しかった。 今度はゆっくり、美術館内のお茶室なんかにも入ってみたいものだなあ。 |
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そうだ 美術館に 行こう |
姉が、県立美術館でやっている現代美術展をどうしても見たいと言う。わたしも気になっていたし、他の用もあったので姉の住む所まで出てゆき、姪甥と共に展示を見に行くことになった。 夜にはたこ焼きをしてくれ、わたしは初めてたこ焼きをくるくるしたのだが、美しい球体を作るのに苦心するのも楽しく、家でたこ焼きをするのはいいことだなあと思う。 |
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大山に いだかれる |
充実の蒜山ツアーに味を占め、今度は大山の麓にあるコウボパン小さじいちがごはんもおいしいということで、またも教えてくださった方とお昼をご一緒しにいそいそ出掛ける。 これまたどっか行く?ということになって、植田正治とか近いよなんて仰るもので、行く行く!と飛びついた植田正治写真美術館。 で、まだ時間あるねと更に来るべき時は今だったのか!?というスポットに。本当に全然知らなかった。こんな施設があるなんて。その名は大山トム・ソーヤ牧場。カンガルーとか居るんだよってそりゃ行かんわけにはいかんですよー! 気が付くと車は大山をすぐ真下から見上げるような場所に。紅葉真っ盛りの美しさで、黄・緑・茶色の中に映える赤と頂上の灰色、その向こうに真っ青な空。大山てこんなにきれいだったんですねー!と大騒ぎ。 さて、この日も賞味7時間。この間しっかりお話もしてます。 |
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満喫県南 ツアーズ |
ただわたしが一緒にどっか行きたかったもので、Fabrique451さんや451BOOKSさん気になるなーと言ったのを、しめた!とばかりに強引に決めてしまったようなもんで、忙しいのに悪かったかなあと思っていたら、小梅ちゃん見たいんだよねーと言われ、わたしもじゃ!というわけで今月5つ目(中旬に津山のM&Y記念館に行ったので)の美術館訪問を含む県南ツアーへ。 まずは同行者スターちゃんのリクエスト林静一展at岡山シティーミュージアム。70年代80年代の作品から数年前に描かれた日本画、キャラクターデザインした源氏物語のセル画や絵本の原画など、200点を超す作品数と、そのタッチの多彩さに圧倒される。繊細な女性の絵で知っている人が多いと思うが、モード・都会的・奔放さを感じさせるものも多く、着物からドレス・水着や下着姿・ワンピースやセーターにカーディガンなどそのファッションのバリエーション、おしゃれさにも溜め息が出る。2人共腹を減らしながらくまなく鑑賞。来てよかった。見てよかった。自分の絵のまずさに打ちのめされるけれど、これも見るべき時は今だったのか。 およべうどんでお腹を満たし、わたしは久々のスターちゃんは初の Fabrique451さんへ。土曜日だからかCAFE Zさんはいっぱい。ごはん食べてきてよかったと言いながらFabriqueさんに入ると、こちらには目の毒 基 目の宝にして財布の中身の誘惑者がいっぱい。まあ誘惑されたって、ないものは連れて行かれようもないけれど。いつも素敵と思うのはフランスのボタン。今回もピンクのボタンに惹かれたけれど、絶対上手に使えんだろうがと自分に叱られ眺めるのみ。美しいガラスのお皿にも後ろ髪引かれたが、その前に家の食器棚片付けーやと再度叱られる。 Fabriqueさんから丁寧に道を教えていただき、続いて451BOOKSさんへ。玉野というと遠いい!と思ってしまうがFabriqueさんからはわりと近くて、これなら次からも行けるかなあと思える。BOOKSさんへは今回でやっと2回目。黙したまま他のお客さんと場所を譲り合ったり、床にへたり込みながら大量の本を物色。途中お茶をいただくと、そこが大変居心地がよく、話をしながら本を見つめているだけで何時間も座っていられる気持ちになる。が、それはご迷惑なのでやる気を出し本の捜索。スターちゃんはおもしろいフリーペーパーなど見つけるのが上手。存分に楽しみ、秋の日はつるべ落としを実感しながら児島湾を渡り北上の途へ。 詰め込みすぎかと思われたスケジュールもうまいこと運び、帰りにおいしいかき氷を食べるという特典も。 それにしても行きたい美術館がまだ少なくともあと2つはあり、来月もわたしの美術館巡りは続きそうである。 |
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シリゲ! |
皆さまシリゲをご存知でしょうか。 ちなみにシリゲの発音は、「おかゆ」や「こども」と同じかと思っていたら、先生によるとどうやら「花火」や「トルコ」と一緒のようです。 |
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