原点回帰か?

最近、ここ数年のうちでいちばん髪を短くした。
とにかく、太くて硬くて多いので、短くするときっとおさまるまいと恐れていたのだけれども、同時に、思い切って短くしてみたいとも思い続けていて、まあ切っても伸びるし と今回決断するに至り、長いところで10センチくらいばっさりとやった。
さっぱりとはしたが、それにつけても髪が多く、すぐにモサッとしてしまうので、ちょくちょくすいてやらなければならず、半月振りのすきついでに、もう少し全体的に短くしてみた。
そんな折、氷を取ろうと冷蔵庫に近付いたところ、ふと目が留まった、母が冷蔵室のドアに沢山貼っている写真に、思わず声をあげてしまった。
姉と並んだ、3つか4つくらいのわたし・・・今と全く同じ髪型ッ・・・!!眉毛ののぞき具合まで一緒ではないか!!親戚のおばさんに「若げに見えてええが」と言われ、えへへとかなっていたけど、こういうことか!!何が悪いわけでもないのだけれど、滅相愕然としてしまった。
本当は、大好きな原田知世嬢(愛を込めて「ともよん」と呼んでいる)のブレンディスティックのCMのあの髪型がかわいくて、でもともよんだから似合うのであろうし、自分がともよんのようになれると思って切ったわけでは勿論なかったけれども、まさか昔の自分になるとは!!人にされたのならまだしも自らの所業となると、ますます気持ちの行き場がない。
しばらくは大人しく伸びるのを待って、しかるべき対処をするほかない。いつもお会いする大好きな美容師さんに、上手じゃなあと言ってもらえることが、唯一心の支えです。

後日、かわいいかわいい姪に言われました。
「髪伸ばせばええのに」   そうするよ・・・
「変な頭!」   知っとるよッ!!

 

 

草花通信1

待っていたゆきのしたに続いて、今また大好きな花が咲いている。
コモチマンネングサ。
黄色い小さな星が足元にいっぱいキラキラしているように咲く。葉っぱの形でわかるので、草取りをする時も、コモチちゃんは残しておく。

細い通り道におごるので足に当たって痛いけど、好きなので抜けないのが薊(あざみ←この漢字も好き)。この紫のポンポンした花に、なぜか決まってオレンジのポイントのある黒アゲハがやってきて、羽をヒラヒラさせながら蜜を吸う。この色の取り合わせが美しすぎて、余計薊を取り去れず、そこを通るたびに痛え痛えとなっている。

よく通う道をいつものようにとろとろ歩いていたところ、ふと覚えのあるにおいに気付き、立ち止まった瞬間に、「何だっけ」と「あっ、これは」が同時にきて、それを見つけて「やっぱりね」。
栗の花が咲いた。白いモールを束ねたようなこの花のにおいは、なかなか好きになれないものの、だんだん暑くなってくる、この時期の風物詩であると思う。ああ、今年も夏がきたのね・・・うええ・・・といった感じで。油断していると思わず大声で叫んでしまう。「わっ!くさ!!」悪いと思いつつ・・・。
あの花にあの実がつくのが、考えてみるとなんだか不思議。

 

 

草花通信2


 

今月はわたしの好きな花が目白押し。
昨年人からいただいて我が家で冬を越し、今年初めて咲いてくれた。
捩花(ねじばな)。
もう名前からして身悶えするが、まっすぐ伸びた茎を中心にして螺旋状にまくいつくように小さな小さなピンクの花をつける姿には、何度見てもため息が出る。
いただく時、なんぼでもおごるでと言われても、枯れないものまで枯らしてしまう、強力な負の気を持つわたしの元では、どうなることかと心配したが、なんとか育ち、わたしに希望をくれている。
ねじれたところに近しいものを感じていたが、咲いてみて、この人はかわいらしいけど自分はどうも醜いので、同類のような思いを抱いたことを陳謝した次第。

他にも続々大好きな花をあちこちで見る。葵、くちなし、ストケシア、ざくろ、どくだみ、アマリリス・・・
いい季節だなあ。家の玄関の温度計が30度を超えているけど、冗談なんじゃないのかなあ。

 

 

好きなのに!

熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちにいただくことが礼儀と思うし、最良の味を堪能できると思うのですけど、悲しいかな猫舌の上に、冷たいものを食べるのが極めて遅い。それでもできるだけよい状態で食べたくて、しょっちゅう口の中を大火傷し(あったかいものが大好きなのに!)、アイスをだらだらに溶かしながら(溶けた状態が嫌いなのに!)必死で食べる。

母と、パイナップルを輪切りにしたような氷菓子を食べた。食べるのが遅いのは、あまり冷たいものを口に入れないため、そういうものを食べるのに慣れていないせいかもしれない。ひとかけら口に入れるだけで冷たい冷たいと言うわたしの横で、母はハイスピードで食べ進む。母が食べ終わっても、まだわたしの手にはパイナップルが半分以上残されていた。
他の人の口内は一体どうなっているのだろうか。寒暖の差に強くできているのだろうか。
「やっと食べた」と脱力していると、鼻で笑いながら母が「よだたまーが(そんな大変ではないでしょうにといった感じ)」。すかさず「よだつ!!」
冷たいものは、デザートのように少しいただくのが口に合っている気がします。

 

 

あれ?

ぱっと時計を見た際に、1ミリもずれず、きっかり11:30だと、11時半なのか12時半なのか、しばらく見ないと判別できないのはわたしだけでしょうか。
12時半なら迷わないし、1分でも過ぎていたら11時台とわかるのに。
何か視覚的なトリックでもあるのでしょうか。
結構前からそうなのですけど、年のせいなのでしょうか。

   

 


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