地獄に堕ちても助かりそう

少し前、蜘蛛の糸でバイオリンの弦を作ったという記事を新聞で見たけれど、本当にそれも可能と納得できる程のその強度に驚いてしまう。
殊にこの時期の糸は、いつもより強いように思われ、何も気付かずに歩いていて、突如何かに押し戻されるような格好になって、え?と思えば、蜘蛛の糸(巣ではなく1本の糸)にひっかかっていたりする。
巣自体も大変複雑怪奇な形に、やけなのか?と思う程に糸をはりめぐらしてあったりする。
取ってもすぐに再生するし、大したものねと思うと同時に、わたしなぞ見つければすぐに絡めとってやろうとするけれど、その蜘蛛の糸で弦を作った人も大したものねと、蜘蛛の糸に行く手を阻まれながら、つくづく感心いたしました。

 

 

体調管理にご注意を。

日が短くなったねーと驚いていたら、急に夜が涼しいどころか肌寒くなり、更にびっくりしている。夜出掛けることがあって外へ出たら、きれーーな形の三日月が出ていて、空気が冷えている時特有の、しーーーんとした光り方だなあと、改めて夜の涼しさを実感しました。

 

 

素敵レシピ


 

またも昔の暮しの手帖からですが、かぼちゃのポタージュの作り方が載っていたので作ってみました。
玉葱小1個と皮をむいたかぼちゃ500グラムを薄切りにしてバタで炒め、ひたひたの水とコンソメキューブ1個を入れて柔らかくなるまで煮、それをこして、牛乳1カップ半と水1カップを加え、塩こしょうすれば出来上がり。後で粒とうもろこしを入れてもおいしいし、ベーコンやウインナーなど入れてもさぞや旨かろうと思います。わたしはかぼちゃの皮もむかなんだし、バタで炒めもせんかったけど大変美味に仕上がりました。こした時点で水分が多かったので、水は加えず、牛乳の量を加減して、好みの濃さにして頂きました。
暮しの手帖の言う通り、こした状態でタッパーに分けて冷凍してあるので、食べたい時に食べられます。
とても栄養がありそうです。

 

 

素敵レシピ2

確か、京都で築100年の古民家に住まう外国の方の暮らしを撮ったテレビ番組だったと思うが(途中をちょろっと観ただけなので)、その中でその方が、みりんとだしで炊いたこうや豆腐を、ローズマリーの入った衣をつけて揚げておられたのを、そうだと思ってやってみたら、まあなんとおいしいこと。外はかりっとさくっとしていて、噛むと煮汁がじゅわーとしみ出て、ローズマリーの風味もさわやか。あまりに旨くて、2日続けて作ってしまった。
ただ炊いただけでも大好きですが、よい調理法を教えてもらいました。

しかし、食べ物のことばかり書いている。おいしいことは楽しいが・・・気を付けなければ、すぐさま冬眠前の熊状態です。

 

 

 

 

興奮のステキスポット

 

 

 

普段から行動範囲が極めて狭く、県内では有名な、倉敷市にある大原美術館に初めて入ったのもつい1年前という始末。行ったことのない場所がゴマンとあり、勿体ないことをしているぞと少々焦るのですが、行きたいと思っていた場所の1つをついに訪れることができました。
高梁市成羽町美術館。
高梁へは何年も前に、備中松山城へ登城いたしたく、1人車でお邪魔したきりだったのですが、成羽の美術館は随分前から1度この目で拝みたいと思い続けていたスポットで、それが思わぬ拍子に叶ってしまって(予定外のコース)、しかも自分は運転もせず、呑気にせんべいなど食べている間に着いてしまうという有難さ!
建物の後ろ側に車を停める形で、建物横に付いているスロープ(?)を、入り口は・・・?と言いながら上がっていくと、わーーーー!!と思わず声をあげてしまうその景色!コンクリの壁をペチペチペチペチ触りながら、目の前(下)に広がる空間に驚嘆しながら中へ入れば、まあ中も立派で想像していた以上に広く、色んな場所の色んな出入り口から出てはうろうろし、入ってはキョロキョロし、安藤忠雄氏(←設計された)凄し・・・!とすっかり興奮してしまいました。
すぐそばには小学校と思しき校舎があり、なんて恵まれているんだ・・・この環境が普通である日常って・・・と嘆息し、時間の許す限り、建物・展示を堪能したのでした。

折しも高梁市さんには、今年の国民文化祭に際し、どこの馬の骨ともわからぬわたくしなぞに声をお掛けいただき、色紙を送らせていただいたりして、大変お世話になりました。有難うございました。
今度は吹屋ふるさと村へお伺いします!待ってて 広兼邸!

   

 


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