至福のステキスポット

聞きしに及んではいたものの、まるで幻のように遠い存在だった、噂の本屋さん・451books。自主制作本やリトルプレスなども扱い、インターネットでも販売されていると聞き、我が本も置いていただきたいと思いつつ、生来の段取りの悪さと、底抜けのマイナス思考(本をお送りしてみたけれど、御連絡がないということは、却下されたのだろうかなどと思い悩む等の行為に耽る)のために、いたずらに日々を費やした後、本当にマイナス思考って役に立たないのネと思わされる程の快諾をいただき、お店に置いていただけることになりました。
ずっと行ってみたかったのもあって、本を携え訪ねることに。場所が全くわからないので、慈悲深い知人に甘えて、一路玉野へ向かって南下。途中、目印としていたセブンイレブンが閉まっているというアクシデントもありつつ無事到着。おうちのようなcafeのような外観と、小さな空間に所狭しと並ぶ本。あ、収納ってこうすればよいのねと思わずにはいられないような見た目の楽しさ美しさ。うほお、こんな垢抜けたオサレなお店に、わたしの土のにおいのするような本を置いていただけるのか・・・ッ!!お店の方もそれはもうお優しい懐の深いお2人で、すっかりくつろいでしまいながらも、あまりの安堵と多少の緊張からか、始終小刻みに手が震えていたような気がします。
店内には色々な本があり、わたしの好きな絵本の類だけでも大変な数で、これはしっかり時間を取って来なくては勿体ないなあと思うと同時に、あまりゆっくり見ていたら、欲しい本が出現しすぎて困るかもしらんという危機感も抱く程でありました。


 

そんなこんなで、原画展以後、勝山まで買いに行けってかとお思いだった方がいらっしゃいましたら(てあにお問い合わせくださった方もおられたようで、すみませんでした。ありがとうございました。)451booksさんのネットショッピングを是非ご利用くださいませ。ああ、なんて有難いのだろう。こんな人間でも拾ってくれる神はいるものなのだなあ・・・、とか言いつつ、451さんの後にお邪魔した、岡山市内のcifa-cafeさんにも本を置いていただけることになったにも拘らず、とぼけてお茶代を払わずに帰るなんて、ほんとバチ当たりだよ、この人は。
・・・申し訳ありませんでした。あとでお支払いいたしました。

 

 

 

 

 

 

 
 
自称 
現代日本人

少し時間ができたので、懸案だった縫いものを片付けてしまうことに。
人にいただいたカシュクール(というのだそうですな)のワンピース。ギャザーもたっぷり入って、ふわりとした6分袖のその人ですが、色の渋さも手伝ってか、わたしが着ると、まるでlike a 弥生人。こんな時代錯誤なことになっては服がかわいそうだと思い、前合わせ部分・袖口にチロリアンテープをあしらうことに。うまい具合に縫い付けが終わり、あら、可愛らしいのじゃなくて?とはおってみると、えー・・と、like a チマチョゴリ・・・?や、実際かわいんだけどね、チマチョゴリだって好きなんだけどね、なんで服着た中身の時代や国が実際と違って見えるのだというのが不思議でね・・・。以前、近所の人にネパールの人みたいと言われたしなあ・・・や、光栄なんですけれどね、むしろ。
まあ、ワールドワイドにボーダーレスな人間てことで。

・・・どうかな。

 

そうじきな気持ち

病的ではないと思うが、片付け・掃除が得手でない。日々歩くだけでも寝ているだけでもほこりは溜まるのだから、毎日掃除をするてえのは大事なことなんだよなあと思う(だけ)。
今日は掃除をしようとか決めて始めることは極めて稀で、大抵気付くと掃除をするような流れになっていて、そのように動いていることが多い。いつも、散らかった部屋・綿ぼこりの鎮座する廊下(この綿ぼこりだけは、前の日に掃除したって次の日にはもうそこにいる)を眺めては、今或は明日など、突然誰か(例えば嵐とか)訪ねてきたらどうするよと想像し、少しずつ恐怖感を植え付けて、それがピークに達すると(綿ぼこりもピークに達していることが多い)自動的に動く仕組みになっているのかもしれない。
折しも年末大掃除の時期。ついでに窓を拭いてみたり、ガラス戸のさんをきれいにしたり、寒さに弱い鉢も中に入れたし、今回は我ながら思わぬよい働きをみせた。おまけに焦がしたか!と思われた芋まで最適の焼け具合で、なんだか実り多き午前中でした。

それにしても、家一軒掃除したら、それだけで1日済んでしまうような気がするのだけれど、大丈夫なものだろうか、生活的に。
とか言って、掃除から距離を置こうとする・・・
毎日してればちょっとで終わるもんなんだろうな、きっと。
冷蔵庫に99年賞味期限のごまだれを置いとくような奴が言ってりゃ世話ありません。

 

 

大迷惑な人

全て、後回しにした自分が全て悪いとわかった上での嘆きですけれど、昔は、28日に出しても1日に届けてくれていたのに、今年は25日に出さないといけないのだそうで、もう元旦に着くことはハナから諦めていたものの、この、大晦日前日に年賀状を作ろうとし、そして全くうまくいかず、最終的に慈悲深い知人に泣きつき、あと30時間程したら年がかわるという午後6時頃、今から行かせてくれと非常識なことを言い出し、半日近く格闘していたものを、ものの20分程で作っていただき、お茶とお菓子まで頂戴し、本当に我ながら情けない年の暮れを迎え、大晦日は、不有終の美を飾りながら、宛名書きに終始する1日と思われます。

 

今年1年、本当にありがとうございました。
        申し訳ありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 


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